『元旦や 日めくりめくり 子ら思う』
皆様、令和5年の新年明けましておめでとうございます。
本年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。
平素は、児童養護施設「みどり寮」、「子どもの家すみよし」、そして、子どもの為の地域子育て相談窓口「こども家庭支援センターみどり」に対しまして地域の皆様と関係機関の皆様方から温かいご支援とご助言を賜わりまして感謝いたすところです。ありがとうございます。
さて、昨年と一昨年、そして本年と、新型コロナウイルス感染拡大によりまして、毎日の生活がおびやかされ、当厚生協会が例年計画しております子ども達への計画を充分に進めることが出来ず大変でありましたが、諸先生方と役員が現状に応じて工夫し、趣向をこらされるなど動かれて、子どもたちとの触れ合いの場を作ってもらいまして、何とか初期の目的が果されたことは、大変嬉しく思っております。諸先生方におかれては、コロナ禍の中を子ども達がコロナに感染しないようにと、いつも、子ども達へ寄り添われて献身的な姿の中にご配慮されましたことがあったならばこそ、子ども達が元気に暮しているところです。子ども達は、先生方の姿をそれぞれに心で受け止めながら育っているのです。
本年もコロナ禍の中にあって終息は難しいと思います。そこでコロナと戦いながら、生活の中で共存し暮していくことをしなければならないのだと思うところです。
当児童養護施設「みどり寮」と関係施設の子ども達が日々健康に育ってくれますよう祈っております。
「変わりゆく時代、変わらない心」という言葉があります。これからも皆で助け合い、支え合いながら生きていきましょう。
今、世界に目を向けますと、ロシア国とウクライナ国が戦いをしています。戦いは無意味でありますのでやめることだと思います。人の命を傷つけるようなことは起こしてはなりません。皆が毎日を心豊かに生きて皆が平和な世の中を築き暮していきましょう。
どうぞ、本年も児童養護施設「みどり寮」はじめ関係施設へ皆様のご支援とご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
結びに、皆様のご健勝とご多幸を心からご祈念して、新年のご挨拶といたします。
合掌
社会福祉法人 宇和島厚生協会
理事長 曽根 貞義