皆様、こんにちは、令和2年の新年を迎え、おめでとうございます。
いつも、子どもたちのために「みどり寮」はじめ「子どもの家 すみよし」、そして地域の子育て相談窓口「こども家庭支援センター みどり」に対しまして、地域の皆様並びに関係機関の皆様方の温かいご支援とご助言を賜わりますことへ深く感謝申し上げます。ご承知のように、昨年は我が日本国の元号が「令和」と改元されて、天皇様はご即位なされました。このように時代は移り変わっていきますが、私たちは、人と人が輪を持って、人のご縁をいただきながら、健康で明るく幸せに暮らしていかなければと思っております。
さて、昨年の12月の新聞、テレビ報道等で知らされましたが、例年のようにその年の世相を一字にて表す漢字について「令」と決まりましたこと皆様ご承知のことと存じます。筆を入れられました京都清水寺の森 清範(もり せいはん)貫主(かんす)が縦1.5メートル、横1.3メートルの和紙に特大筆で「令」の字を揮毫(きごう)なさいました。そして、森 貫主のおっしゃられたこと『「令」の字は「命(いのち)」と言う字に似ています。お互いが敬い合いながら日々を暮らしていきましょう』でした。私、思いますことは、ここ「みどり寮」では、この「命(いのち)」に、もう一つ「感謝(かんしゃ)」の心を同時に並べて子どもたちの為に役職員一同結束して、「命育む」ことに汗をかかねばならないと思っております。そこで、私、昨年と同じ考えで寮舎食堂(兼集会室)の壁に自筆で『 感 謝 』の二字を色紙に書き、掛けさせてもらいました。子どもたちはじめ皆が「感謝」の気持ちを忘れず、元気に暮らしていくことを願い頑張りたいと思います。どうぞ、皆様には、本年もご支援ご鞭撻を賜わりますよう お願い申し上げます。
末筆ながら、皆様方のご健勝、ご多幸をご祈念して、新年のごあいさつといたします。
令和2年1月吉日
社会福祉法人 宇和島厚生協会 理事長 曽根 貞義