活動報告

絵本「おうちへ帰ろう」の寄贈について

 

2月14日(火)、冒険家 河野 兵市さんのご長男の河野 遼兵さんがみどり寮に来寮されました😀

皆さんは、河野 兵市さんをご存じでしょうか?

わたしは子どもの頃に兵市さんのニュースかドキュメント番組を見た記憶があります📺👀

「こんなにすごい人が愛媛出身なんだ😲✨」と、子どもながらに誇らしく思ったことを覚えています✨

 

河野 兵市さんは伊方町出身の冒険家で、自転車での世界一周や、マッキンリー登頂、ユーコン川下り、など数々の冒険をされ、日本人で初めて単独徒歩で北極点に到達されています🌎

平成13年には、北極点から6年をかけて15000kmを徒歩で愛媛に帰るという冒険の途中、遭難され43歳で亡くなられました。

息子の遼兵さんは、兵市さんの活動拠点であった愛媛県においても、20年前の兵市さんの活動を知る人が少なくなっていると感じ、兵市さんの想いや冒険を知ってもらいたいと絵本を作ることを決めたそうです。

兵市さんの想いの詰まった絵本『おうちへ帰ろう』は、クライドファンディングを募ってたくさんの方々のご協力のもと作られ、伊方町の小中高校、保育所、県内の児童養護施設へ約700冊の寄贈をされました。

そして、このみどり寮にも絵本を寄贈して頂きました。

 

遼兵さんから代表者2名の子ども達に、直接絵本を手渡していただきました😊

 

この絵本は、1988年4月に76年ぶりに日本に帰国した兵市さんが、アルゼンチンで発症したぜん息を克服するために徒歩で日本縦断をしていた時に考えていた童話から生まれたそうです📚✨

内容は、旅を続ける主人公の「ぼく」が出会った人間や動物が一緒に歩くことで、本当の姿を取り戻すという物語になっています🐈🐕🐴🐄🐌🦎🐸🐥

 

そして…絵本の最後には、兵市さんの言葉が書かれています。

「自分の体と足で歩くことは発見であり、人間は気づき、前進する。

遠くに目標をおいて、近くを見ながら歩く。

冒険とは、一歩踏み出す勇気のことだ。」

 

この絵本を通して、みどり寮の子ども達も

大きな目標を持って、一歩一歩進まれた兵市さんのように…🌎✨

どんなことも諦めず、努力を惜しまず、気づきを大切にして

夢を実現できる人になってほしいと思います🌈

遼兵さん、そしてクラウドファンディングにご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました😄

 

 

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